A、最初にご説明させて頂きますが、畳でズボンなどが白くなるのが気になるようでしたら、
熱く濡らした雑巾を固く絞り、目に沿って週に1回でも拭いて頂ければ、お手入れとしては十分です。
A、直射日光は畳表の変色を早め、痛むのも早くなってしまいます。
西日など日差しが強い場合には、障子・カーテンなどで直射日光を避けるようにしましょう。
A、畳の上に敷物を敷くと、ゴミやほこりが間にたまり、ダニの発生率が高くなります。
敷くのであれば、動かしづらい絨毯などを避け薄縁のゴザなど掃除しやすいものにしましょう。
A、カビは湿度・温度共に一定の条件を満たすと発生してしまいます。
梅雨の時期など、発生しやすい時期にはまずはしっかりと風通しを良くするようにしましょう。
A、凹む理由となっていますのは、その部分だけに負担がかかってしまっているからです。
全体的に重みがかかるように、下にベニヤ板などを敷くと負担が分散されます。
A、昔は大晦日などに、畳をあげて日干しなどにしたものですが、今の住宅事情などでは難しいと 思われます。
ドライバーのような物で畳をあげて、間に缶のような物を入れて、 年に一度でも下に風を通すと良いでしょう。
A、タバコなど小さい場合であれば、透明のセロハンテープなどを用いて 穴を大きくしないようにしましょう。
A、まずはブラシなどで表面のカビを取り、掃除機で吸います。
その後に、エタノールを雑巾に 染み込ませ、丁寧に拭いて下さい。
いきなり、水で拭くのは畳に染み込ませてしまうなどの逆効果になる場合があります。
A、小さいお子さんがいるなど、使い方によって異なってしまいますが・・・ 通常、畳表は四年弱で裏返し、
その後はお客様が変えたいと思うまで使って頂けます。
畳床は、素材によって大きく異なりますが、15年~30年くらいの寿命があります。
A、簡単に説明させて頂きますと・・・
【裏返し】
今、使っている畳表の裏側をひっくり返して使うこと。作業は一度、お店に 持ち帰り行います。
裏まで傷ついている場合、裏までシミがある場合、畳が変形している場合など出来ないこともございます。
【表替え】
畳表をお客様に選んで頂き、現在使っている畳床はそのままで畳表を新しく 交換します。
上記にありますように、しばらく使って頂いてから裏返しすることが可能です。
【床交換】
お部屋の畳を全て撤去し、そのお部屋の寸法を測り、一から全て新しく 交換します。
畳床が湿気などで腐ってしまったり、デコボコがあまりに気になるという方には こちらをオススメします。
A、それぞれ下記の違いにより値段が変わってきます。
【畳床】
使用している素材、防虫効果、耐久性など
【畳表】
使用しているい草と糸の種類、品種、生産地による耐久性、見栄えなど
い草に関しては右記の図をご覧ください。
長さや太さ、色などによりい草の等級が変わってきます。
A、痛みが激しい場合は、床から交換することをオススメしますが、 軽度の場合は直すことが出来ます。
引き上げる際に、デコボコや隙間をチェックしまして 表替えや裏返しをする過程で修復致します。
A、畳床は、素材によって大きく異なりますが、15年~30年くらいの寿命があります。
使えなくなるということはございませんが、適度に交換することで畳自身の効果を発揮します。
A、畳は、大体同じ大きさのようにも見えますが、全て大きさが違い、他の部屋に ぴったり入ることはありません。
1部屋ずつオーダーメイドに似た形で提供させて頂いてるのが畳職人なのです。